【親目線】小規模保育園って実際どう?通ってみてわかったメリット・デメリット

小規模保育園

私が初めて保活をした3年程前のこと。

立地や設備・保育内容を比較しつつ、園庭も大きい大規模保育園(0~5歳児)を中心として希望園を選んでいました。

しかし実際決まった園は、滑り止めとして記載していた0~2歳児までが対象の小規模保育園でした。

保活初心者まみ
保活初心者まみ

小規模保育園って大規模保育園に劣らないのかな…

と不安に思いましたが…

実際1~2歳児の2年通ってわかったメリットもあり、今では小規模保育園で良かったと感じています。

そんな我が家の経験をもとに、小規模保育園に通うメリット・デメリットをご紹介します。

こんな人に見てほしい
  • これから保育園を検討する方
  • 小規模保育園に入園予定だが不安が残る方

メリット

0・1・2歳で年齢を超えた関りが多い

小規模というだけあって、保育スペースも多くないことがほとんどかと思います。

デメリットに思えそうですが、0・1・2歳が同じスペースで遊ぶこともあり関わる機会が多かったです。

もともとの人数も多くないため他の学年も含めてすべての園児の名前を覚えており、学年問わずたくさんの友達ができました。

娘は1歳から入園しましたが、下の子への接し方も学びつつ、上の子を真似ることでとても成長しました。

0~2歳のまだ小さい年齢の子にとっては、自分より少し小さい・大きい子とともに過ごす時間はいい刺激になっていたように感じます。

アットホーム

現在娘は小規模保育園を卒園し、大規模保育園に通っています。

規模が大きいと先生だけでなく掃除等直接子供のお世話をしない職員の方も多く、挨拶だけということが多く少し寂しく感じることも…

一方小規模保育園では、担任の先生だけではなく、他の学年やフォローの先生含めて人数が限られているためすべての先生方と関わる機会がありました。

子供も担任だけとの関わりではなく、他の先生とも過ごす時間も多く、園全体で全児童を見守ってくれているような温かさがありました。

他の学年の先生とも顔なじみとなり、クラス以外の娘の様子など教えてもらうこともあり楽しかったです。

散歩等の機会が多い

小規模保育園では園庭の狭さに不安を持つ方が多いのではないでしょうか。

保育園によっては園庭すらないところもあるかもしれません。

やはり大規模保育園では広場や遊具などが整っているところが比較的多いため、1日の大半を過ごす保育園なのに物足りないのではないかと思っていました。

しかし実際2年通ってみると、積極的にお散歩にも連れ出してくれましたし、室内でも狭いなりにも体を動かせるよう様々な工夫をしてもらいました。

また園庭でもお砂でおままごとをしたり、夏には水遊びをしたりと園庭でも楽しんでおり、2歳児であれば狭くても特に不満なく遊んでいるようでした。

色々見学して広い園庭等も見ていると、あっちの方が良かったのではと大人は思ってしまいますが、子供は子供で比較することなく今ある場所で全力で遊ぼうとしているため、杞憂だったようです。

立地が良い場合が多い

小規模保育園は大規模程の大きな敷地がいらないことからか、駅近や交通の便が良い等立地面で有利な場合が多いです。

ただし、提携先の駐車場がない場合がほとんどで、送迎を車でと考えている方にはデメリットとなるかもしれません。

デメリット

先生同士の仲の影響が大きい

メリットでアットホームと書きましたが、先生方同士の距離も近く、先生の仲の良さによって、円全体の雰囲気に影響するように感じます。

小人数だからこそベテランの先生方の存在は大きく、ベテラン先生がピりついていると全体がどんよりした空気になっていると感じることがありました。

私の住む地域だけかもしれませんが、大規模保育園ではクラス担任とは別に責任者がいる場合が多く、小規模保育園では兼任しており、いい意味でも悪い意味でも、先生方で園のやり方や雰囲気がガラッとかわります。

見学だけで見極めるのは難しいかもしれませんが、見学時には先生同士の関りも注意してみておくといいかと思います。

3歳児での転園手続きまたは、提携先が遠い場合がある

小規模保育園では2歳児までの預かりのため、年少に上がるタイミングで再度保育園を探すか、提携先の保育園に転園することとなります。

メリットで立地面で有利と書きましたが、進級時の提携先が離れている場合、提携先ではなく改めて転園届を出して保活を行うママもよく見ます。

提携先も通える範囲であれば問題ありませんが、働きながらの改めての保活は手続きがかなり大変となります。

また制服等指定用品がある場合には買いなおしが必要だったりで、金銭的にも影響がある場合があります。

小規模を検討する際は提携先の園についても、育休中に見学など事前調査しておくことをおススメします。

転園時に再度園に慣れる必要がある

無事に転園できたとしても、再度新たな保育園に慣れる必要があります。

2歳児と3歳児では先生一人当たりの園児の人数も異なり、まだ手厚かった2歳児から、新しい先生・場所であまり先生と関わりが少なくなるため、子供によっては慣れるのにかなり時間を要することも。

朝のぐずりや不安から体調を崩したりとすると、復職直後と違い仕事量も増えているであろう中で、再度慣らし保育のような期間が続くのは親子ともになかなか大変です。

まとめ

入園前は大規模保育園に劣るのではと不安があった小規模保育園ですが、実際入園し2年通ってみて、小規模保育園には小規模保育園の魅力がたくさんあることを実感しました。

学年を超え、様々な先生ともかかわることができたアットホームな環境は幼少期の過ごし方としてはとても良かったと感じています。

とはいえ手続き面や慣らし期間の対応だったりと大変に感じる部分も多いため、デメリットも考慮し対策しておけば、小規模保育園も検討する余地は大いにあると思っています。

以前の私のように小規模保育園は大規模保育園に劣るのではと不安になる方も、この体験をみて小規模保育園の良さを知ってもらえると嬉しいです。

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