
ハイローチェア、高かったけど元は取れなかったかな…
子供が生まれるとなると様々な赤ちゃんグッズを購入することとなり、かなりな出費となりますよね。
その中でも、割と高額となるハイローチェアの購入を悩まれている方は多いかと思います。
我が家では、1人目が生まれる前に出産準備品としてハイローチェア(手動)を購入していました。
2人目も使いましたが、結論として使いどころはあったけども、必ずしも「買わなくてもよかった」と考えています。
育児の必需品としておススメする意見もある中、「買わなくてよかった」と考える我が家でのパターンをご紹介します。
- ハイローチェアの購入を検討している
- 高額な赤ちゃんグッズの購入を抑えたい
- ハイローチェアのメリット・デメリットをしりたい
使っているハイローチェア
我が家では、アップリカの手動スイングのハイローチェアを使用しています。
購入前に期待していたハイローチェアの活用方法
ハイローチェアを購入しようと思った理由は主に以下の理由からです。
- ベビーベッドの購入予定がないため、ベッド代わりとしたい
- 家事の合間の待機場所としたい
- 椅子としても使いたい
まだ赤ちゃんとの生活がわからない妊娠中にハイローチェアを購入しました。
「寝室にベビーベッドを置くスペースがないから、ハイローチェアをベビーベッドの代わりにして、1階で必要になれば持ち運ぼう」
「家事の合間に顔が見れるようにしたら大人しくなると聞いた」
「4歳まで使えると書いているし椅子として長く使える」
と考えていました。が、割と裏切られました。
今思えば、「あまーーーーい」とツッコミを入れられそうでしたが、身近に赤ちゃんがおらずイメージしきれなかったあの頃の私たちには仕方なかったことかなとも思います。
誤算ポイント
長時間の睡眠場所に適していない
1番の大誤算は【ハイローチェアは長時間の睡眠場所に適していない】ということです。
購入後説明書を見てみると、
「1日の使用時間は合計3〜4時間まで」
「夜間就寝用など長時間のベッドとして使用しない」
と書かれています。
ベビーベッドの代わりにと考えていましたが、日中の一時的な居場所として使うこととなりました。
使える期間が短い
2番目の誤算は【使える期間が短い】ことです。
寝返りが始まる生後3~4ヶ月ころには、身体をひねる・腕を動かすのが上手になります。
寝ている時はいいのですが、起きた時や、スイングで寝かそうとしたときも、暴れてベルトから腕が外れたりと危なくなり、活用の場がぐぐっと減ってしまいました。
また、「4歳(18kg)まで椅子として使える」ということですが、確かに現在3歳の娘も座ることができます。
しかし兼用チェアなので、やはり椅子として作られたものよりも座り心地は悪いのか、あまり使いたがりません。
ただし、まだ安定のあるお座りが難しい離乳食初期の頃はすこしだけ背もたれを倒すように使うとあげやすかったです。
洗いにくい
離乳食で使いやすいと書きましたが、汚れは取りづらいです。
クッションは丸洗い可能!とありますが、ベルトからはがすのが面倒だったりします。
なによりそのベルトが一番汚れます。
離乳食を口に入れ、飲み込む前にベルトを食べる。
すりつぶした10倍粥がベルトにべっとりはなかなか辛い。
少なくとも私が買ったハイローチェアは肩ベルトは外せないため、抱っこ紐のよだれカバーのようなものを取り付けることをおススメします。
良かったポイント
先にデメリットである誤算ポイントをお伝えしましたが、助かったことももちろんあります。
お風呂の待機場所として活用(新生児~生後3ヶ月頃)
ワンオペでお風呂となった際、寝返りをするまではハイローチェアで寝かせるか、起きていてもオモチャを渡しているとご機嫌に過ごしてくれることが多かったです。
特に1人目の際は、一度ハイローチェアで寝ると良く寝てくれたため、寝たままコロコロと脱衣所まで連れていき、1人のんびり湯舟につかることもできました。
来客時の赤ちゃんスペースが確保できる
来客、特に子供連れが来た時には、まだ小さい子だと踏んでしまう危険性があるため、赤ちゃんの安全スペースとして使うことができました。
来客ではありませんが、うちには2匹の猫がいて大暴れしだした際にも、退避場所としても使えました。
相性が良ければよく寝る
友人の場合ですが、ハイローチェアの揺れが好きな子もいて、抱っこでの寝かしつけが不要となりかなり楽になったようです。
特に双子育児をしていた友人は、2つのハイローチェアをひたすら揺らしてといった形で活用した例も聞くので、産後の体がボロボロの際に少しでも体を楽にするにはいい投資となる場合もあります。
まとめ
我が家では購入前に、ハイローチェアに期待する用途が大きかったために、想定していたよりも活用の場が少なかったなと感じてしまいました。
そのため、絶対に必要だったかと聞かれると、買わなくても良かったかなという結論にいたりました。
しかし、ベビーベットや椅子としての長期間使用するものではなく、【新生児~生後半年頃までに限り、日中少し育児を楽にしてくれる簡易ベット】として割り切って考えられるのであれば、購入の余地は十分にあると思っています。
家の間取りや、育児する大人の人数など環境によって、必需品となるグッズは変わってくるかと思いますので、我が家の例を参考に本当に必要かどうかを考えてみてもらうきっかけとなればと思います。
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